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Published on 5月 7th, 2015 | by ダッド編集部

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音楽家が語る音大受験のコツ ⑥先生から教わる誤情報に注意しよう



どこまで先生を信用すべきか

産まれたてのヒヨコが初めて出会った人間を親だと信用してしまうように、学生もまた初めての先生を信用してしまいます。その先生が名のある楽団の看板を背負っていたりしたらなおの事です。そうでなくても吹奏楽部の先輩の言う事は絶対だったりします。

当時大学の研究室で教授が実にどうでもいい講釈を垂れているのを学生達が神妙な顔をして聞いている光景をよく目にしましたが、くれぐれも名演奏家は人格者とは限りません。間違った情報から身を守るために、個々が必要な情報だけを選択する必要があります。

ではどのようなものが間違った情報なのでしょうか。

1.音楽に魔法は無し

音楽の世界では電波系の情報が渦巻いています。それらの多くは楽器の発音にかかるもので、例えば「ピアノの鍵盤にビブラートがかかる」という情報などがあります。ピアノの音にビブラートがかかる事はあり得ませんので絶対に信じてはいけません。

フレーズの終わりで手を高く上げても音は遠くに飛んで行く事は何があってもありません。コントラバスのエンドピンを伸ばしても操作性が悪くなるだけで音は良くなりません。弦の高さを無駄に上げてもまた操作性が悪くなるだけです。楽器をまっすぐに立てても斜めにしても弓が駒に対して水平に当たっている限り音は変わりません。

電波系の情報は物理の法則に反したものばかりなので、普通に義務教育を受けてさえいればそれがいかにおかしな話であるかは簡単にわかります。音楽には魔法はないのです。あたりまえの努力ができない人間はすぐにそんな話ばかりするので注意しましょう。

2.マナー

ロックにはロックのマナー、ヒップホップにはヒップホップのマナーがあるように、クラシックにも音楽的会話の内容、目上の人に接する態度など「マナー」が存在します。これらはその世界の中にいないと身につけることはできないので、一般大学卒且つレッスンプロの先生には注意しましょう。

楽器の腕前だけなら音大卒よりも上手い一般大学卒の奏者はいくらでもいます。音楽教室でも音大卒でない先生もいますが、できることなら普通に音大卒の先生につきましょう。アマチュアの先生はアマチュアの情報およびマナーしか持っていません。そしてその中には前述したような電波系の情報が多数含まれていたり、間違った奏法上のテクニックも存在します。

プロの先生に師事すると、遅刻したらその日のレッスンは無し、練習してこなかったら5分でレッスン終了などクラシック音楽の醍醐味を知ることができます。そのようなレッスンを受けていれば受験は元より、この先の人生で演奏に遅刻する等、下手を打つことがなくなりますので強くお薦めします。

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音楽家 学士太郎 音大卒業後、作曲・編曲家、コントラバス奏者、ギター奏者として活動する傍ら、公立大学や私立高校、音楽学校などで講師を務めるなど、音楽ビジネスを幅広く手がけている。

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