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Published on 9月 18th, 2014 | by ダッド編集部

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音楽家が語る音大受験のコツ ③ピアノ科入学までに取り組むべき課題



国立音大卒業生に小・中・高でのスキルレベルを聞いてみました

今回はピアノを例にとって、音大に入るための技術的な条件を国立音楽大学卒のピアニストに聞いてみました。彼女は県内で最も優秀な高校を卒業したにも関わらず音大に進学し、現在はレコーディング等で活躍しております。

※余談ですが、他にも都内某オーケストラで首席奏者を務めるW氏も日比谷高校卒という事実を考えると、楽器の腕前と高校の偏差値は例外(音楽高校など)を除きほぼ比例しているかもしれません。

国立音大卒業生が語る、音大に入るためのスキルレベル

一流ピアニストになるためではなく、国内の音大受験に間に合わせるならば、バッハの平均律クラヴィーア曲集、ベートーヴェンのソナタ、ショパンのエチュード、最低でもこの3つは高校生のうちに勉強しておかなくてはなりません。以下はそこに至るまでの最低限のスキルレベルです。

まずピアノは何歳から習い始めても構いませんが、小学校中学年で、ブルクミュラーやソナチネが独力で弾けるだけの読譜力やテクニックを身につけるとなると、だいたい小学校入学くらいまでに始めるのがよいかと思われます。そして小学校卒業までに、ツェルニー30番、バッハのインベンションとシンフォニア、ハイドンやモーツァルトのソナタ、メンデルスゾーンの無言歌集、シューベルトの即興曲、ショパンのワルツなどを勉強することが良いでしょう。

中学では、ツェルニー40番、バッハの平均律第1巻、ベートーヴェンのソナタ(中期まで)を勉強します。高校では、ツェルニー50番、バッハの平均律第2巻、ベートーベンのソナタ(後期)、ショパンのエチュードを勉強します。 もちろんこの他にも、経験しておかなくてはならない練習曲集はたくさんあり、ショパン、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームス、リスト、ラフマニノフ、ドビュッシー、ラヴェル、アルベニス、バルトーク、日本人作曲家など、適宜取り入れていかなければならない作品は無数にあります。

以上をこなそうと思うと週に90分くらいのレッスンは必要になり、それ以上に練習時間を確保しなければなりません。また表現力を身につけるためには電子ピアノでは全く足りず、練習環境を整える必要もあります。

子どもには大変そうと思われるかもしれませんが、それくらい音大入学が難関だということです。音大を目指される方は頑張ってください。

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音楽家 学士太郎 音大卒業後、作曲・編曲家、コントラバス奏者、ギター奏者として活動する傍ら、公立大学や私立高校、音楽学校などで講師を務めるなど、音楽ビジネスを幅広く手がけている。

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