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Published on 8月 19th, 2016 | by ダッド編集部

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映画「パパVS新しいパパ」を映画ライターがレビュー。喜劇の権化ウィル・フェレルのキレ芸絶好調!



この記事の執筆者は、映画ライターの佐藤光さんです。 ダッド|育児ジェントルへ、プロがエスコート

映画ライター佐藤光が語る、映画「パパVS新しいパパ」感想

※レビュー内にはネタバレを含みます。

[2015年 監:ショーン・アンダース 出:ウィル・フェレル、マーク・ウォルバーグ]

イイ顔×2の破壊力

あらすじ

ラジオ局に勤めるブラッド・ウィテカーは、子持ち女性のサラと結婚し、二児の継父となった。
子どもたちとの距離を縮めようと悪戦苦闘していたブラッドの努力がようやく報われかけたとき、サラの元夫(つまりは子どもたちの実父)であるダスティが出し抜けに家へとやってくる。野性味溢れる人たらしのセクシー・ガイ、たちまちのうちに子どもたちを懐けてしまったダスティに猛烈な対抗心を覚えるブラッド。自分の立場を台無しにされてたまるかと躍起になる継父だったが、対するダスティもあの手この手で実父の優位を示そうとする。こうして始まったオトナ同士の幼稚な抗争は、周囲の人々をも巻き込んでドンドン激化していくのだが……。

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世界興収2億ドル超えの大ヒットを記録しながらも、日本では劇場公開が見送られたショーン・アンダース監督のコメディ映画。担当者を蹴り殺したくなるような、どうにもシマラない邦題はさておき、肝心の中身のほうはソフトスルーで済ませるには勿体ない代物である。

ウィル・フェレル……頭のテッペンからつま先まで全身これ「笑いの兵器」ともいうべき、反則級コメディ俳優だ。狙いすました変顔モード時はもちろんのこと、泣きベソかいても真剣な表情を浮かべても、そこには常に可笑しさが漲っている。本作で彼が演じるのは、歯医者で股間に長時間のレントゲン照射を受け(!)、子種&男性としての誇りをいっぺんに無くしてしまった真面目人間ブラッド。人並みに家庭を持つことなど叶わぬ夢と諦めかけていたブラッドは、愛するサラの連れ子たちに「理想のパパ」として認めてもらうべく、涙ぐましい努力を重ねてきた。そんな人物であるからして、突如目の前に現れた絶倫快男児ダスティへのライバル心もまた人一倍。焦らずともよい局面でついつい張り切り過ぎた挙句、盛大な自爆を繰り返してしまうのだが、こういう役回りの笑い所をハズさないのはさすがウィル・フェレル、喜劇の権化。泣きそうな顔で金切り声をあげる十八番の「キレ芸」も、相変わらず絶好調だ。

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慣れ親しみやすそうな顔して実はとんだクセ者、ブラッドの弱点を執拗にピンポイント攻撃してくる策士ダスティに扮するのは、子ザルのような童顔とゴリマッチョな体つきとのギャップが近年ますます顕著になってきたマーク・ウォルバーグ。今になって振り返れば、『ブギーナイツ』(97年)や『ビッグ・ヒット』(98年)の頃からコメディ映画との親和性を度々チラ見せしていたわけだが、それが完全に開花したのはやはり『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』(10年)だろう。ここでのウィル・フェレルとの初タッグで、お笑いセンスを余すところなくアピールしきったウォルバーグは、以降『テッド』シリーズ(12年、14年)や『トランスフォーマー/ロストエイジ』(14年)など、幼児性の抜けきらぬ中年オヤジ役で新たな魅力を発揮していくことになる。フェレルとの2度目の共演となる本作では、前回にも増して息ピッタリ。イイ顔2つがデデンと並んで大人げない舌戦を繰り広げるサマは破壊力抜群である。

根っからの下ネタ好きなアンダース監督、作品によっては悪ノリが過ぎて観客をドン引きさせてしまうケースもあるのだが(そして筆者はそんな映画も大好きなわけだが)、今回は本国の審査でもギリギリPG-13指定(13歳未満の鑑賞には保護者の強い同意が必要)で踏み堪えただけあって、全体的にかなりマイルドな口当たり。それでも劇中、不妊治療の専門医がダスティの立派なナニを褒めちぎる場面では、台詞のバカバカしさに思わず吹き出した。タマちゃんをパトリック・スチュワートの禿頭に喩えるなんて、不謹慎ながら素晴らしいものがありますな。聞けば、本作の大ヒットに気を良くしたパラマウント・ピクチャーズは続編の企画に大乗り気だとか。個人的には、続投が囁かれるアンダース監督に、禁断のR指定ゾーン奥深くに迷い込んでしまうほどの超絶悪ノリ大暴走を期待しております。興収はガクンと下がるかも?だが。

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映画コンシェルジュ 佐藤光
1983年生。映像制作者・ライター。年間200本以上の映画や舞台を鑑賞し、買うCDはサントラばかり、いくら家計が厳しくともDVD・Blu-ray収集を止められない映画バカ。当の本人は「宵越しの銭っこは持たん主義」と涙目で強がっている。
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