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Published on 9月 13th, 2016 | by ダッド編集部

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映画「スーサイド・スクワッド」を映画ライターがレビュー。悪人の魅力が爆発!



この記事の執筆者は、映画ライターの佐藤光さんです。 ダッド|育児ジェントルへ、プロがエスコート

映画ライター佐藤光が語る、映画「スーサイド・スクワッド」感想

※レビュー内にはネタバレを含みます。

[2016年 監:デヴィッド・エアー 出:ウィル・スミス、マーゴット・ロビー]

渡る世間は悪ばかり(?)

あらすじ

スーパーマンを失ったアメリカ政府は、地球内外からの侵略行為に対抗するための新たな手段を探していた。
政府秘密組織の高官であるアマンダ・ウォーラーは、刑務所や精神病院に収容されている悪党たちを集め、危険な極秘任務の遂行に利用しようとする。そんな中、強大なパワーの軍事利用を目的に囚われていた魔女エンチャントレスが脱走、封印を解かれた弟のモンスターTと共に、人類を滅ぼすための最終兵器の建造を開始した。ウォーラーの命令により、軍人リック・フラッグのもとに召集されたならず者たちは、特殊部隊「スーサイド・スクワッド」として事態の収拾にあたることになるのだが……。

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DCコミックス原作の実写映画にして、「DCエクステンデッド・ユニバース」プロジェクトの第3弾。
本国での関係者向け試写会が大好評だったという情報に安堵したのも束の間、「映画評論家から酷評大噴出」の噂にションボリ。やがて、相次ぐ低評価レビューに怒ったDCコミックス映画ファンが、大手批評サイトの閉鎖を求めて署名活動を開始か!?……なんて騒動にまで発展し、日本公開前から興醒め気味のムードが漂っていた感もある本作だが、個人的には大いに楽しませてもらった。手放しで大絶賛、とはいかないものの、毒々しくユーモラスな作風は『マン・オブ・スティール』(13年)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16年)とはまた違った魅力を湛えているし、キャラ立ち明瞭なスクワッドの面々も実に味わい深い。やっぱ観てみるまでは分からんね!まったく、これだから火付け趣味のレビューってやつは(オマエガ言ウナヤ馬鹿ッタレ)。

社会のはみ出し者同士がイヤイヤ手を結んで共通の敵と戦う、というプロットは、同じく他作品とのクロスオーバーを目的としたマーベル・スタジオ映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14年)と似ているが、自由行動が主だった『ガーディアンズ~』に対し、こちらではお上の監視の目がかなり厳しい。なにせチームメンバーは、闇のヒットマンに大物ギャングのカノジョ、ブーメラン&ヌイグルミ愛好家、気性が荒いワニ男(熟女好き)などなど、トラブル・シューターとして街にリリースしたことが裏目に出てしまう可能性も大きいホンマモンのWARU揃い。隙あらば授業=任務をバックレてヤニでも食らってやろうと企んでいる、どこぞの不良高校生みたいな輩ばかりである。口答えや命令無視など当たり前、首に逃走防止用の爆弾を埋め込まれた程度ではサッパリ萎えない悪たれ根性に、引率の先生、もといチームリーダーの心労も募る。

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しかしこの不良ども、各々が悪人なりのポリシーというか、「たとえ国家権力のイヌに成り果てようともココ一点だけは譲れねぇ!」という気骨を持ってもいる。ウソ大嫌い、一人娘大好きな暗殺者デッドショット、暗黒王子ジョーカーへの一途な愛に身も心も捧げた純情プッツン乙女ハーレイ・クイン、心に傷を抱えた念動発火能力者エル・ディアブロ……凶悪かつチャラけたガワと内なる葛藤、そこへナケナシの自己犠牲精神が顔をのぞかせた瞬間のカタルシスは、品行方正なヒーローが敵に拳を振り上げた時のそれよりも圧倒的に大きい。なかには「コイツ、どうせすぐ死ぬべ?」という公開前予想を華麗に裏切って大活躍してくれる御仁もいたりして、思わぬお得感あり。劇中ではあまり目立った戦果を挙げていないはずのキャプテン・ブーメラン(扮するはジェイ・コートニー)なんか、実は今までで最高のハマリ役なんでないの?ちなみに尺の関係か、当初から咬ませ犬設定だったのかは知らないが、自己アピールもそこそこに戦地へと赴いた某キャラクターは、それこそ犬畜生同然に抹殺されております。

全編を彩る音楽も、登場人物たちに負けないほどクール。予告編をカッコよく締めた“Bohemian Rhapsody”(女王様a.k.a.パッパラー河合による『女王様物語』でネタにされていたのが懐かしい)、ムショで流れるアニマルズのアレンジ版“House of the Rising Sun”(このヴァージョンは、刑務所に送致される犯罪者の心情を歌ったもの、という説がある)、「軍場に出撃するならコレでしょ!」な、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの“Fortunate Son”
……と、ベタながら絶妙にストーリーと呼応し合う選曲がニクい。オーストラリア人歌手グレイスがカヴァーした“You Don’t Own Me”をバックに檻の中のハーレイ・クインが映し出される瞬間は、女優マーゴット・ロビーの妖しい色気と曲の相乗効果で超絶セクシぃ感じ!鑑賞中、「チクショー、看守になりてぇ……」などとトチ狂った妄想を抱いた野郎or百合専は、筆者以外にも絶対いたハズだ。

一見客にはけっこう不親切なところもあるDCユニバース作品なので、少なくとも『バットマンvsスーパーマン』ぐらいは事前に観ておいた方が良いだろう。出し抜けに登場するマッチョなコウモリ男を見て「え……誰?」とならないためにも、最低限の予習は必要だ。辛辣な批評が結構多い、という件に関しても、方々でケチョンケチョンにコキ下ろされていたブツが実は意外とイケる代物だった、なんて逆転現象は誰しも経験したことがあるはず(まぁ、その逆もまた少なからず……ですがを気に入るか拒絶するか、いずれにしてもそのジャッジは劇場で下していただきたいものである。

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映画コンシェルジュ 佐藤光
1983年生。映像制作者・ライター。年間200本以上の映画や舞台を鑑賞し、買うCDはサントラばかり、いくら家計が厳しくともDVD・Blu-ray収集を止められない映画バカ。当の本人は「宵越しの銭っこは持たん主義」と涙目で強がっている。
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