乙女ゲーム Akanesora

Published on 6月 5th, 2017 | by ダッド編集部

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【アカセカ】ヤタガラス(誰がために黄泉をゆく)の男子物語を攻略【覚醒ネタバレ有】


ヤタガラス(誰がために黄泉をゆく) 第六話 二人のヤタガラス

ヤタガラス「……おやおや、こんなところで走ったら、道に迷ってしまいますヨ?」

ヤタガラスさんの囁きが、耳元にまとわりついて離れない。

(ここから出たい。皆と合流しなくちゃ……!)

来た道を引き返すつもりで走り出した私は、まわりの景色を見てはたと足を止めた。

(……違う。こんなところ通ってない)

ヤタガラス「黄泉の窟とは、そういうところなんですヨ」

ヤタガラス「ここに住む化け物達は、この地に足を踏み入れた者を簡単に帰そうとはしまセン」

アカセカ巫女「……まさかこれも、黄泉の窟のせい?」

急に心細さが込み上げてきて、私はぐっと唇を噛んだ。

(落ち着いて……まずは皆を探さなきゃ)

その時、闇の向こうから低いうめき声のようなものが聞こえてきた。

アカセカ巫女「!」

恐怖に駆られて、思わず走り出そうとする私の肩を、誰かが掴む。

アカセカ巫女「ーーっ!?」

ヤタガラス「……巫女サマ。一人で行ってはいけませんヨ」

アカセカ巫女「ヤタガラスさん……」

ヤタガラス「ワタシが連れていってさしあげますカラ。ワタシを信じて?」

ヤタガラス「貴女がいれば、他には何もいりまセン……」

(あれ……?アマツカミのことを言わないなんて、珍しいー)

違和感を覚えながらその目を見つめていると、ヤタガラスさんが強引に私の手を取った。

アカセカ巫女「痛……っ!?」

その指は氷のように冷たくて、背筋にぞっと震えが走る。

ヤタガラス「……さあ。こちらですヨ、巫女サマ」

アカセカ巫女「……っ、待ってください!離して……!」

腕を引かれ、どこかへ運れ去られそうになった時ーー

なんの前触れもなく、辺りに突風が吹き荒れた。

(こんな場所で、どうして風が……!?)

ヤタガラス?「……やっと見つけましたヨ。巫女サマ」

アカセカ巫女「……!」

ようやく収まった風に顔を上げた私は、自分の目を疑った。

(ヤタガラスさんが、もう一人……?)

ヤタガラス?「……チッ」

私の手首を掴んでいたヤタガラスさんの姿が、舌打ちと共に煙のようにかき消える。

(消えた……今のは、偽者だったの?)

ヤタガラス「こんなところで、何をやっているんです力」

呆然としていると、後から現れたヤタガラスさんが私の腕を掴んだ。

(……あ。今度は温かい)

それだけで少しほっとして、肩の力が抜けていく。

陽 +18 ありがとうございます
陰 +18 さっきのは……?

アカセカ巫女「あの、さっきのは……?」

ヤタガラス「言ったでショウ?この地に足を踏み入れた者を外へ出さないための、罠デス」

(やっぱり、さっきのヤタガラスさんは偽者だったんだ……)

ヤタガラス「こんな空気の悪いところ、さっさと出まショウ。気分が悪くなりマス」

ヤタガラス「アマツカミの匂いを追っていないと、気が狂いそうデス」

そっけなく言うと、ヤタガラスさんは私の腕を引いて歩き出した。

アカセカ巫女「……」

(勝手に逃げたのは私なのに……ちゃんと探しに来てくれたんだ)

アカセカ巫女「ヤタガラスさん……ごめんなさい」

ヤタガラス「これに懲りたのなら、もうワタシの傍から離れないでくだサイ」

アカセカ巫女「……はい」

申し訳なさと、心強さが入り交じった複雑な気持ちのままーー

私はヤタガラスさんに導かれ、再び地上を目指して歩き出した。

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