ベジタリアンにオススメ!キッコーマンの豆乳飲料で作るアイス
動物性原料不使用!流行りのキッコーマン豆乳飲料アイスを作ってみる
ベジタリアンの友人を自宅に招き、食事をもてなすことになった私。野菜のみを使った主菜・副菜を作るのは簡単ですが、デザートとなると話は別です。
卵・牛乳・バター…スイーツ作りに欠かせないこれらの材料を使えないとなると、なかなかの制約があります。
そんななか、インターネットで良い料理はないかと調べていたら、「キッコーマンの豆乳飲料を凍らせてシャーベットにする」というアイデアを発見しました。
【ひんやり】簡単・おいしい「豆乳アイス」がSNSで話題https://t.co/3G17vTVuZO
パックをそのまま冷凍庫へ入れるだけ!豊富なフレーバーがあり、アレンジも楽しめることから人気を呼んでいる。 pic.twitter.com/uizGxUNy6C
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月9日
キッコーマンさんの豆乳飲料は有名ですが、こんな食べ方もあるんですね…!
キッコーマンは32種類(2018年6月9日現在)の豆乳飲料を提供しており、マンゴーラッシーやココア、チョコミントなど、アイスにする流行を見据えたかのような甘めのフレーバーを続々リリースされています。
一本90〜100円(メーカー希望小売価格)というコスパも魅力的だったので、早速買ってみることに。
「チョコミント」「ココナッツ」「シナモン」そして「濃いタイプの無調整豆乳」の4本を購入してみました。いずれも動物性の原材料は不使用!
チョコミントとココナッツはスイーツとして安牌ですが、シナモンと無調整豆乳はわりと冒険です。どうなることやら…。
とりあえず4本全てをそのまま冷凍庫に入れてみることに。
(この無配慮な行為を後悔することを、この時は知るよしもありませんでした。)
キッコーマン豆乳飲料を凍らせた結果
丸2日放置し、いざ冷凍庫をご開帳。(本当はもっと早く食べるはずだったのですが、甘味欲がなかなか出ず時間を置いてしまいましたッ。)
まずは私の好きな味であるチョコミントから。手に取るとパックごしにカチコチなのがわかります。
開封しようと思うと、ここで一つの疑問が浮かびます。
どうやって開けんの、これ。
テトラパックにびっしり詰まった豆乳飲料を凍らせたため、ハサミをいれる空間すらない状態。とりあえず四隅の接着剤を剥がそうとしますが、凍っていたせいか非常に剥がしづらくなっています。
最初に四隅の接着剤を剥がしておくべきだったと後悔。
なんとか四隅を広げ、第一関門突破。
「たたんでくれてありがとう♡」の言葉が胸に刺さります。畳むどころか開けられもしないほど凍らせてしまって申し訳ない…。
依然としてカチコチの直方体に変化はなく、”食べる”というゴールが遥か彼方にある感覚が続きます。
とりあえず四隅をハサミで切り落とし、パックに穴をあけ、そこにハサミをつっこんで辺を切ることに。
ようやく中身を視認成功。押し出してみると、まさにアイスバーのビジュアルです。
このままでも美味しそうですが、液体を凍らせただけなので、アイスバーというより”ただの氷”に近い硬さです。このまま食べたら歯茎が知覚過敏でやられると危険予知し、引き続き中身を出す作業を継続。
格闘すること5分。
ようやく中身を皿に出すことに成功!
長かった…無配慮に冷凍庫に突っ込んだことをここまで後悔することになるなんて。
他のかたの凍らせ方をみると、最初から四隅の接着剤を剥がしてから入れたり、容器に出してから凍らせたりする方法が主流なようですね。おまけに、シャーベット状にするなら冷凍庫にいれるのは2時間程度でいいそうな。私、情弱でしたわぁ。
とにもかくにも、いざ実食することに!
硬ぇ…ッ!
「スプーンでシャリっ♪」という触感への期待を当然のように裏切る”圧倒的硬さ”。そうですよねぇ、これ、液体を凍らせただけですものね。かき氷機があればこのままかき氷にするのもいいかもしれません。
溶けるのを待つのもいいですが、早く食べたいのでナイフで切りながら食べていくことに。
ついに…!私の口にいれるための最終準備が整いました。
キッコーマンの豆乳飲料・チョコミント味のアイス化感想
一口入れてパっとうかんだ感想は、「甘い!」でした。そう、豆乳飲料という先入観をもって食べると、意外と甘いことに驚きます。
もっとも、一般的な市販アイスに比べれば控えめな甘さで、豆乳の風味と相まり、実に素朴なお味です。私としては最適な甘さで非常に美味しいです。
チョコミントの風味はアイスにしたせいか強くありません。チョコミント好きには物足りないでしょうが、苦手なかたには楽しめる程度だと思いました(私としては物足りなかったです)。
リベンジ!タッパーに入れて凍らせる
初回の失敗を反省し、次は飲料を予めタッパーに入れてから凍らせることに。ココナッツ味を解凍し、試してみました。
一度解凍すると成分が変化して元の豆乳には戻らないため、凍らせたらアイスのまま食べるのがオススメだそうです。しかし、開封の面倒さとより良い食感を求める欲望には勝てず、惜しみながらも実行。
2時間凍らせた結果…
う、うーん…液体と固体が悪い具合に混在しています。やっぱり、ただ冷凍庫で凍らせるだけだとムラが出るのは必至ですね。
とりあえずシャーベット状になっているところだけを食べてみると、これが非常に美味しい!
やっぱり食感って大事ですね。氷を食べるのとシャーベットを食べるのは、同じ味でも全く美味しさが異なります。
このココナッツ味も優しい甘さで、風味の強さでいえばチョコミントのそれよりも強い印象を受けました(凍らせ加減が弱かったからかもしれませんが…)。
これで本当に牛乳を使っていないことが信じられないほど、アイス・シャーベットとしてのコクは十分です。なるほど、これは流行る理由がわかりました。
シャーベット状にするために
氷の部分を食べ終えたので、さらに2時間凍らせてみると…
完全氷結手前という感じになりました。
上手にシャーベット状にするには、30分おきに取り出してかき混ぜていくのがいいそうです。面倒…ですが、友人にふるまうときにはそうしてみようと思います。余談ですが、子どものころヤ○ルトを凍らせてシャーベットにするときもそんなことしたっけなぁ、と懐かしい記憶が思い出されました。
ちなみに、同時に買った他の味「シナモン」「無調整豆乳」についても軽く感想を書いておきます。
【シナモン】良い意味でも悪い意味でもシナモンの風味は凍らせたせいか抑えめ。そもそも好きな人しか買わないフレーバーだし、もっと強めの風味でもいいかも?
【無調整豆乳】原材料が大豆100%なので、凍らせてもただ豆乳の氷を食べている感覚。ただ、自分で何か甘いものと合わせて作る素材としては汎用性がありそう。
ヘルシーで美味しいのは言わずもがな、自分で作る楽しさと、”商品の本来の目的から外して食べる”という要素も流行りの理由なんだと感じました。凍らせて準備している間は家族で楽しめそうです。
(まあ一人暮らしの身からすれば、ストローがゴミになってもったいので、最初から「キッコーマンの豆乳シャーベット」として商品を作ってくれてもいいかなぁと思っちゃったり。)
一本100円で楽しめるお手軽デザート。ベジタリアンにもおすすめのアイデアです!
美の追求人 岡祭アケミ 美容と健康とイケメンに目がない女子()。ペスクタリアン(魚菜食主義)。好きな食べ物はヨーグルト、好きな俳優は池内博之。 |
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