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Published on 11月 4th, 2014 | by ダッド編集部

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受験勉強に役立つテレビゲームまとめ!桃鉄、無双、ポケモン…



この記事の執筆者は、受験スタイリストのタグフィ=モンド・ファッジさんです。 ダッド|育児ジェントルへ、プロがエスコート

うちの子、勉強しないでゲームばっかり…。
だったら、ゲームで勉強しちゃえばいいんです!

受験期になっても塾から帰ってきたらゲームばっかり…そんな子は多いと思います。
私も新作ゲームを買った直後は、試験期間であっても高3の冬休みであっても、
朝から晩までテレビゲームに興じるような者でした。

ゲームに費やしたあの膨大な時間を全部勉強時間に転換できていれば
もっと良い中学や大学に行けただろうになぁ…と後悔するのはナンセンスです。
ゲームは学校や塾で溜まったストレスを解消する最高の息抜きであり娯楽であり、
さらには学びを助長する教材にすら成り得るというのが私の持論です。
実際、私もテレビゲームで学んだことが受験勉強に役立ったと確信を持って言えます。

今回は、勉強に必ず役立つテレビゲームをご紹介したいと思います。

桃太郎電鉄シリーズ

桃太郎電鉄 公式サイト
学べる教科 地理、社会、算数

コンピューターボードゲームの草分け的存在である桃太郎電鉄シリーズ。
残念ながら2014年11月現在、シリーズは終了という形になっていますが、
今なお過去作の人気は高く、プレイしている人も未だ大勢いるのではないでしょうか。

最大4人のプレイヤーがそれぞれ同額の資金を持ち、日本全国(または世界)を巡り
不動産投資などの事業で億万長者を目指していくというゲームです。

このゲームで学べる教科は、地理、社会、算数です。

日本全国(桃太郎電鉄WORLDでは世界)を電車で旅していき、
しかも名所のグラフィック(東京タワーや富士山など)がよく作りこまれているため、
全国の街の地名や名所を楽しく覚えられます。

また、資産運用のテクニックと運がゲームの勝敗を決するので、
算数や社会科の勉強にもなります。
※経済アナリストの勝間和代さんもお子さんと一緒に桃鉄をプレイしているそうです。

私が同シリーズに初めて手を出したのはスーパーファミコンの時代「桃太郎電鉄Ⅲ」で、
母と兄と一緒に熱中したのを覚えています。
桃鉄のお陰で日本の地名を多く覚えられました。

真・三國無双、戦国無双シリーズ

真・三國無双7 総合サイト – GameCity
戦国無双4 – GameCity
学べる教科 世界史、日本史

コーエーテクモゲームスさんの大人気アクションゲームシリーズ「無双シリーズ」2作品です。
国立大学受験をする方と私立文系の方限定ですが、
この2作をやっておけば、中国の三国時代と日本の戦国時代の勉強が楽しくなること間違いナシです。

ゲームシステムは至ってシンプルで、三国時代と戦国時代、それぞれに活躍した実際の武将を操り、
実際の合戦・事件を模した戦場で敵軍を倒していくというものです。
史実に基づいた演出や地形、キャラクター設定がされているので、
美男美女すぎるキャラデザイン細川ガラシャが手からビーム出して戦うなど
あり得ない設定にさえ気をつければ、歴史の勉強がイメージしやすくなり、
すんなりと人名や合戦名を覚えることができるでしょう。

もっとも、三国時代と戦国時代はゲームだけでカバーできる範囲以上のことも勉強しなければならないので、
あくまでも参考書という位置づけにしておきましょう。
ゲームだけやって試験に挑むのは絶対にやめましょう。

ポケットモンスターシリーズ

ポケットモンスターオフィシャルサイト
学べる教科 数学、論理、社会

日本が誇るRPGゲーム、ポケモン。
第一作が発売されて20年近くたった現在も今なお絶大な人気を誇ります。

ゲームシステムとしては、野生などのポケモンをゲットし、
育てて、他のプレイヤーのポケモンと戦わせていくというシンプルなRPGです。
しかし、「シンプル」という一言で片付けられないのがポケモンのバトルシステム。
その奥は非常に深く、大人でも夢中になるほど多彩な戦略・育成を楽しむことができるゲームなのです。

一匹のポケモンを捕まえ、育て、バトルに出すまでに、
数学が役立つ機会が多くあります。

ポケモンゲットにおける学び

ポケモンにはレベルというものがあり、
他のポケモンとのバトルを通じて経験値を上げることで強くすることができますが、
その他に個体値というポケモンが生まれながらに持つ「性能」があります。

ポケモンは6つの能力「こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ、たいりょく」を持ち、
それぞれの能力は0~31まで違う数値を持っています。
つまり、一口にピカチュウといっても約10億7300万通りの個体性能差があるため、
プレイヤーは理想の個体値を持つポケモン(大抵、全てが31の値を持つポケモン)をゲットすることに努めなければなりません。
ただし、その個体が現れる確率は約10億7300万分の1なので、普通にプレイしていては絶対にゲットできません。

それを解決するために、ゲームシステムでは理想の個体値をゲットするための様々なシステムを設けています。
一般的なのが「タマゴ孵化における遺伝」なのですが、
これを理解し、実践して理想の個体をゲットするにはある程度の論理的思考力と数学的発想が必要になります。
しかも、理想個体値を生み出す作業には「膨大な時間と根気」を要するので、
忍耐や集中力も養うことができます。

かくいう私も、この個体値を厳選する作業を理解できたのは高校生になってからで、
それまでは何度説明されても理解できませんでした。

ポケモン育成における学び

理想の個体をゲットした後は、ポケモンを育ててバトルに出せるようにしなければなりません。
ポケモンにおけるレベル上げ、いわゆるRPG的な経験値を稼ぐ作業は一瞬で終わるもので、実に簡単なものです。
しかし、ポケモンでは経験値の他に「努力値」という概念が存在し、
それを調整しながら育てなければならないのが実に奥深い作業といえます。

努力値というのは、経験値とは別の概念であり、敵のポケモンを倒した時に得られる「隠れ経験値」です。
倒したポケモンの種類により、「すばやさ」の能力が上がったり、「こうげき」の能力が上がったりします。
これはゲームシステム上では可視できる数値ではなく、プレイヤーは倒したポケモンの種類と数をメモしながら、
「こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ、たいりょく」それぞれに丁度よいバランスで
努力値を稼ぐ必要があります。

1つの能力につき最大255、総数が510までしか稼げないので、
この「510」をどう分配して育てるかがバトルにおける明暗を分けます。

例えば、こうげきとすばやさを最大まで高めて「攻撃型のポケモン」を育てたい場合は
「こうげき252、すばやさ252、たいりょく4」と、こうげきとすばやさに努力値を極振りします。
しかし、ポケモンにはそれぞれの種族が持つ種族値という概念があり、
こうげきに252も努力値を振らずとも、大抵のポケモンに有利になれる場合は、
「こうげき200、ぼうぎょ56、すばやさ252」というように努力値を分け、
ぼうりょ力を上げて敵の攻撃に一発でも多く耐えるようにするのが得策です。

ここで必要な作業が、あらゆる対戦ポケモンを想定した与・被ダメージのシミュレーションを行い、
より多くの対戦の局面で有利に働く数値の組み合わせを設定する、というものです。
ポケモンは最新作「X・Y」の時点で719種類いるので、
それぞれの与・被ダメージのシミュレーションは果て無き作業となります。

ポケモンバトルにおける学び

ポケモンのバトルにおいては「確率」の計算が非常に重要です。
ポケモンにはそれぞれじゃんけんのような「相性」があり、
どんなに強いポケモンでも、相手によっては攻撃する暇もなく一発でやられてしまう場合があります。
そんな時は大抵、ポケモンを交換して、こちらも相手に対して有利になるポケモンを出すのが常套手段です。

ポケモンバトルを記録した動画を見て頂くとわかりますが、
ポケモンバトルは交換することが非常に多いゲームです。
自分が交換した場合の相手の動き方、相手が交換した場合の自分の動き方を、
それぞれ行動の確率を考えながら決める必要があります。
将棋や囲碁の読み合いに近いものがあり、
かなり論理的思考力を養うことができます。

ゲームも勉強も楽しくやろう

ポケモンの説明が多くなってしまいましたが、
そこは筆者の思い入れの深さをお察し下さい
ポケモンバトルで強くなりたいがため、大嫌いだった数学や論理の勉強をマトモにやってみよう
と一念発起したことがあるので、もし同じような境遇の方は是非ともご参考頂ければと思います。

これは持論ですが、勉強ができる人は大抵ゲームもうまい(強い)と思います。
知り合いの東大生や、慶大の中でも優秀な人たちにはゲーマーが結構多く、
かつめちゃくちゃやり込んでいて強かったりします
私より高学歴な兄もポケモンやぷよぷよが大好きですが、
兄と対戦して一度も勝てたことがありません。

今回紹介したゲーム以外にも、勉強が楽しくなるきっかけになるゲームはたくさんあります。
お子さんのゲーム三昧に悩んでいらっしゃる親御さんには、「ゲームは非生産的な娯楽」と決めつけずに、
ゲームを通して何かを得ることを気づかせてあげて欲しいと思います。

ゲームに熱中できる子は、勉強にも熱中できるはずです。
無理にゲームを禁止にするのではなく、
よく遊び、よく学ぶ…そんな生活リズムを作ってあげることが大事ではないでしょうか。

受験スタイリスト タグフィ=モンド・ファッジ
芝中学・高校、慶應義塾大学卒。塾講師時代は数多の生徒を有名中学校に合格させてきた経験を持つ。
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