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Published on 11月 13th, 2014 | by ダッド編集部

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プロが語る音楽業界の実情 ④音楽教室の先生の仕事・待遇とは



音楽教室の先生の仕事内容、給料、待遇って?

前回の記事「オーケストラ構成員・音教の仕事」でご説明したように、オーケストラに存在する楽器なら仕事口を見つけることが可能ではありますが、それ以外の楽器はどうなってしまうのでしょうか。

オーケストラに存在しない楽器…例えばピアノ、ユーフォニューム、サキソフォン、オルガンなどの奏者は、団員としては募集がないので、パートの存在する曲を演奏するときに都度、声がかかることになります。しかし、声がかかる人のほとんどは大学の教授クラスであり、それ以外の多くの奏者たちはオーケストラで演奏する機会を得られません。

そのような人たちが辿り着く一般的な仕事の一つに音楽教室の先生が挙げられます。

個人運営と大手経営の違い

音楽教室には個人運営大手経営の二種類が存在します。

個人運営は集客にとても苦労しますが、レッスン料を自分で決め、比較的自由に運営方針などを決めることができます。

大手音楽教室は集客の苦労がないかわりに、教室の予定は絶対なので、万が一他の演奏などの仕事が入ってもレッスンを断ることは厳禁です。ゆえに、演奏家としての道は完全に閉ざされた人生を覚悟しなければなりません。

しかも、ひどい所では60%もおギャラがピンハネされてしまうショボショボさです。教室がひと月1万円取っていたとしても本人の手元に届くのはたったの4,000円で、それで月4回レッスンだと1レッスンたったの1,000円になってしまいます。

3歳のころからただひたすらに楽器の練習に励み、、他の楽しい遊びもまったくやらず、厳しい受験をくぐり抜けてきた結果、飲食チェーン店のアルバイトと同じ待遇になってしまうのです。

厚生年金も社会保険もありません。しかしこれがほとんどの音大卒の現実なのです。

音楽家 学士太郎 音大卒業後、作曲・編曲家、コントラバス奏者、ギター奏者として活動する傍ら、公立大学や私立高校、音楽学校などで講師を務めるなど、音楽ビジネスを幅広く手がけている。

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