子どもを美大に行かせる方法 ①まずは美大のランクを知ろう
この記事の執筆者は、武蔵野美術大学の卒業生で、Webデザイナーの窪田匡知さんです。 | ![]() |
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美大の難易度、人気ランキングについて解説していきます。
もしも子どもが美大に行きたがったら、親としてどうアドバイスしよう?あまり知られていない、美大受験についての基礎知識をお教えします。第1回は、美大の人気ランキングから。
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東大よりも受かるのが難しい?!東京芸術大学
国内の美大の中でも最も難しいのが東京芸術大学です。美大を知る人の中で、これに異論のある人はいないでしょう。3浪、4浪してもまだ受からないなんて人はザラにいます。
国立なのでセンター試験も受ける必要がありますが、その結果は全くと言っていいほど合否に影響しません。とにかく実技。デッサンや平面構成(アクリル絵の具によるグラフィック創作のようなもの)、絵画といった実技試験で腕前を競わなくてはなりません。
早稲田・慶応レベルにあたる、武蔵美・多摩美
東京芸大を頂点に、第2ヒエラルキーには通称「5美大」が位置します。武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、女子美術大学、日本大学芸術学部です。
しかし5美大といいながらも、武蔵美、多摩美とそれ以外には少し開きがあります。武蔵美、多摩美が早慶、東京造形がMARCH、女子美、日芸が日東駒専というイメージでしょうか。
日芸の位置づけが少し変わっていて、放送や写真、演劇に関する学部が有名です。これらの学部を受けたい人にとっては、他の美大よりもオススメです。逆にデザインやファインアートを学びたい人は、別の大学を目指すのがいいかもしれません。
次のページでは、美大は勉強(学科試験)もできないと受からないことについて説明します。
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