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Published on 2月 16th, 2015 | by ダッド編集部

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音楽における恥の重要性~ホルストの組曲「惑星」に手を入れた愚行を例に



音楽と恥

クラシック曲をアレンジした世俗曲は昔から多々あります。しかし先達の優れた才能と研究の成果であるそれらの完成された曲を上回るアレンジは容易なことではありません。その中でも成功した稀有な例として、「天使にラブ・ソングを2」の挿入歌である「Joyful,joyful」が挙げられます。

これはベートーヴェン作曲交響曲第9番「合唱付き」第4楽章のレチタティーヴォ以降の旋律をアレンジしたものですが、歌詞もヘンリー・ヴァン・ダイクが1907年に作詞したものをなぞっており、神を賛美している点に於いてオリジナルを充分に尊重しているものと言えるでしょう。

ローリン・ヒルの歌唱に緻密なアレンジが相まって、これをベートーヴェンへの冒涜とはおよそ考えられません。むしろリスペクトの塊であるとも受け取れます。

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他方の例。グスターヴ・ホルストは「組曲『惑星』は完成された作品なので手を入れるな、抜粋も許さない」といった遺言を残しています。

しかし、我が国にはその偉大なる遺言をいとも軽快に反故にし、抜粋したうえ、3拍子を4拍子にし、オリジナルの神々しさとは正反対の稚拙な何のアイディアもないあまりにも幼稚なアレンジをして歌詞をのせるという愚かな行為をした者がいます。

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もし音楽をやっていると自称するなら、先達への尊敬、そして何より恥を恥として認識できる能力が必須だと考えます。

その愚行にも関わらず、我が国ではクラシックのメロディを聴くことは崇高な行為であるという一般認識があるからか、その曲は売れてしまいました。しかも、その歌手は何故か芸術的な存在であると某テレビ局のディレクターに認識され、今でも仕事がまわります。

個人の意見ですが、彼らは佐村河内氏よりもはるかにタチが悪い。佐村河内氏はその行動のみを見ればプロデューサーとして作曲家に新曲を委嘱したと言えるが、前述の曲のプロデューサーはそれをも放棄しているのですから。著作権が切れているとかそういった法的な問題ではなく、これはモラルの問題です。無学な徒輩は平気な顔をしてすぐそういうことをやる。恥を知って頂きたい。

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音楽講師・ゴーストライター Tobey 音大卒業後、音楽講師を勤めながら各クライアントのゴーストライターとして活躍している。

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